ヘルペスの治療とバルトレックスという薬

ヘルペスは、ウイルス性の感染症を引き起こします。
口の周りや性器、更には角膜といった、肌としてのウイークポイントなどに集中して発症する傾向があります。
このヘルペスウィルスに一度感染しますと、たとえ治療を施して表面的に穏やかさを取り戻したとしても、ウイルスそのものは神経筋などに沿って、潜伏していることが多く、再発の可能性を秘めています。 ヘルペスウイルスの治療においては、抗ウイルス剤を中心におこなわれます。
薬の形状としては、飲み薬や塗り薬があります。
発症し始めの初期の段階ほど、薬の効果は高く、早期回復につながります。
普段の皮膚の感触とは異なるかゆみや痛みを覚えたときは、ヘルペスの初期症状の可能性が強いときでもあります。
その場合は、塗り薬を使っておきますと、何事もなく過ごすことができる場合が多くあります。
ある程度の期間が経過して、症状に広がりをみせている場合は、飲み薬を用いて、体の中からウイルスが拡散していくことを食い止めます。
症状の落ち着きと共に、塗り薬に切り替えて、患部の跡を消し去るようにして落ち着かせます。

抗ウイルス剤は、ウイルスそのものを死滅させることは出来ず、あくまで広がりを防止して沈静化させるまでが役割りになります。
よって、改善後の養生が大切になります。
ウイルスは、体の免疫力が低下しているときなどに、その隙をついて進入してきます。
このウイルスに打ち勝つ抵抗力を身につけていくことが、治療のための前提条件になります。
ヘルペスに罹っている時は、薬の力を利用せざるを得ませんが、それ以外の日常生活においては、適度な運動やバランスの良い食生活、十分な睡眠などを通じて、各種機能を強化しておくことが大切になります。

バルトレックスは薬局では買えない

バルトレックスバルトレックスは日本国内では処方せん医薬品に指定されているため、市販薬と同じように薬局やドラッグストアで購入するといったことはできません。
手に入れるためには、医師から処方せんを受け取って、病院内の薬局か病院外の調剤業務を行っている薬局に提出しなければなりません。
ただし、インターネットに接続できる環境があれば、通販サイトから外国で製造されたバルトレックスを注文して手に入れることもできます。
本来、バルトレックスには500mg錠と1,000mg錠の2種類があり、ヘルペスウイルスに感染した患者の状態に応じて錠剤を選択することができます。

しかし、日本国内では2015(平成27)年の時点で、バルトレックスについては500mg錠のみが厚生労働省から製造・販売の承認を受けています。
このため、日本国内の市場では1,000mg錠のバルトレックスは出回っていないので、もし1,000mg錠を手に入れたいと考えているのであれば、通販サイトで注文して個人輸入してくるしかありません。
通販サイトにおける外国製のバルトレックスの価格は、1箱に500mg錠が10錠入っているタイプは3,980~9,500円、1,000mg錠が21錠入っているタイプは10,980円前後が相場となっており、500mg錠については注文先によっては日本製のものより安く手に入れられることがあります。
ただし、外国製のバルトレックスを購入する場合は、医薬品医療機器等法(旧薬事法)の規定により一度に輸入できる数量が制限されていることや、個人輸入した医薬品の服用により身体に異変が生じても医薬品副作用被害救済制度の適用対象とはならず、全て自己責任となることなどに注意が必要です。